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キャバ嬢に本気で恋した結果wwwwwww

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1: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 00:32:50.45 ID:ID:8TTiVfYS0
書きためてないし、遅いけど誰かに聞いて欲しいから書きます

キャバクラなんて仕事の付き合いでしかいかなかったし、
キャバ嬢のギャルギャルしい感じは好きじゃなかったんだ。

なのにオレは本気で惚れてしまったんだ。

引用元: ・キャバ嬢に本気で恋してた。


4: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 00:37:17.36 ID:ID:8TTiVfYS0
そのキャバクラに初めて行ったのは4月頃。
取引先の人に連れられてお店に行った。

その時すでに3件目で酒の弱いオレはヘロヘロだった。
でもその取引先の人、(ドン小西に似てるから小西にしとく。)
小西は酒も強くて女も大好き。
金もあるしとにかく羽振りがいい人だった。

そのお店は小西の行きつけらしく、店に着いたら混み合った席じゃなくて
奥のゆったりした席に通された。

7: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 00:43:36.54 ID:ID:8TTiVfYS0
>>1ちゃん、ガンガン飲みぃや!」
小西はご機嫌で女の子がつく前にボーイに酒を作らせて飲み始めた。

オレは既に吐きそうだったが「いいんすか!?いただきまーす!」
と言って立ち上がり一気飲みした。

一気飲みすると小西は喜ぶ。
本当にくだらなかった。
でもオレは小西に気に入られてから仕事をドンドンもらっていた為、
そうするしかなかったんだ。

「すいません!ちょっとトイレいいっすか?」
小西は「だらしねぇ」などと言っていたが、ペコペコしながらトイレに行った。

便座を抱きしめながら吐いた。
何度もうがいをし、鏡を見るとゲッソリした自分の顔に引いた。
時計はまだ22時。
17時から飲み続けてるオレにはもう限界は近い様に感じていたんだ。

あまり長くトイレにいると小西の機嫌が悪くなる。
オレは溜息をつきながらトイレを出た。

6: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 00:41:48.89 ID:4HQhRY5B0
無意味な投資だぞ
やめとけよ

10: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 00:50:21.13 ID:ID:8TTiVfYS0
>>6
わかってるのにね。わかってるのになんでだろうね。

トイレを出ると目の前にザ・キャバ嬢みたいな髪がコンモリした女がおしぼりをくれた。
「エミでーす!おしぼりどーぞ!」
なんだコイツ?と思いつつもありがとうと伝えてテーブルに戻った。

すでに小西の隣には2人のキャバ嬢が付いていた。

10: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 00:50:21.13 ID:ID:8TTiVfYS0
>>1ちゃんおそいがな!吐いてたんか?情けないのぉー!」
大笑いしながらキャバ嬢にオレの小言を言っていた。

「何言ってるんすか!久々のキャバクラなんで気合入れてたんすよ!」
満面の笑みで小西に言った。
「どんな気合やねん!まぁ飲みぃや!」

席に着くなり小西自らウィスキーをドボドボグラスに入れた。

「いっただきまーす!」
またオレは立ち上がり飲みかけたが口に入れた瞬間吐き気がして
少ししか飲めなかった。

小西が動いた。

11: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 00:55:01.31 ID:ID:8TTiVfYS0
>>1ちゃん、それはさすがにねーんじゃねぇか?」
声のトーンが低くなった小西が真っ直ぐな瞳でオレを睨んだ。

「ちょ、少し時間を・・・」
「小西さんイジメたらダーメ!!」
小西についていたキャバ嬢が止めてくれたのだ。

「せやなー!ミクちゃんに言われたら仕方ねーのー!」
上機嫌でミクの肩に手を回しゲラゲラ笑う小西。

助かった。本気でミクに感謝していた。
さすがに場ゲロはマズイ。

でもこれ以上飲めないよ・・・。

8: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 00:44:15.45 ID:G/G7nAcz0
都会のキャバは怖いよな

12: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 00:59:57.45 ID:ID:8TTiVfYS0
吐き気の波が数分おきに襲ってくる。
先ほどおしぼりをくれたエミが焼酎水割りをつくる振りして水をくれた。

エミにも感謝を伝えて必死に吐き気と戦っていた。
でもさすが都会のキャバクラはキャバ嬢も気を使ってくれて優しいんだなとか考えてた。

エミとは何を話したかも覚えていない。

どれくらい時間が経ったかわからないがエミが去り別のキャバ嬢がオレについた。

結果から言うとオレは彼女に恋をすることになる。

13: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 01:00:57.38 ID:VeFWnkBZ0
続きキボンヌ

16: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 01:07:41.34 ID:ID:8TTiVfYS0
「ユウでーす!隣失礼しまーす!」
キャッキャウフフな雰囲気を出しながら彼女は隣に座った。

「あ、ども。お願いします。」
それを言うのが限界なくらい吐きそうだった。

「飲んでますー?ってか顔真っ赤ー!」
嬉しそうにはしゃぐユウ。

簡便してくれ。
オレは本当に限界なんだ。

「せやろー?だらしないねん!コイツはホンマー!」
ゲラゲラ笑いながら同調する小西。

「本当に真っ赤ー!鏡見てみなー!」
そう言いながらユウは俺の手を引きながらゆっくりトイレに連れていってくれた。

「トイレに吐きに行くなら許さんぞ!」
小西が叫んだ気がする。

「指名もらいにイチャイチャするの!」
とかユウがうまい事言ってくれた気がする。

正直ここらへんは記憶が曖昧だった。

19: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 01:15:01.02 ID:ID:8TTiVfYS0
みんな聞いてくれてありがとう。

トイレに着くなり個室に駆け込み三発くらい吐いた。
個室から出たくない。というか出れない。
キツイ、くるしい。
胃液だけが糸を引いて口から垂れる。

何分たったかわからないがユウが個室をノックして声を掛けてきた。

「大丈夫?他のお客さんくるとマズいからとりあえずこれ飲みな!」
個室の上からウコンの缶を落としてくれた。

「ありがてぇ、ありがてぇ・・・」

なんかカイジを思い出していた気がする。

それを飲みきり、顔を洗いトイレを出た。
ユウがおしぼりを渡してくれながら「大丈夫?」とか聞いてくれた。

「本当にありがとう。助かった。」そうユウに伝え歩き出すと真っ直ぐ歩けない。
ユウが腕組みながらテーブルまで連れて行ってくれた。

21: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 01:19:53.83 ID:ID:8TTiVfYS0
「イェーイ!場内指名もらっちったー!」などとピースしながら小西に言うユウ。

「どうせ吐いてきたんやろー!ホンマにもー・・・」
とか何とか言われてた気がするがヘラヘラ笑うので精いっぱいのオレ。
ユウはオレの腕を組みながらニコニコ笑っていた。

しばらく休めそうだ・・・。
ホッとしながらボンヤリしてるオレにユウは携帯を見せながらはしゃぎ出した。

23: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 01:24:52.65 ID:ID:8TTiVfYS0
「ってかねー!猫飼ってるんだけど超カワイイの!見てみて!!」
ユウは携帯をいじりながら1人で興奮していた。

いやいや、そっとしてくれよ。

「これー!みてみて!」
視線だけ動かし携帯を見ると写メではなくメール画面だった。

よく読めない。

「ねぇー!かわいくない?ちゃんと見てよー!」
ユウが携帯をオレの目の前に笑いながら見せてくれた。

[カルーアミルク頼むけど、牛乳だけだから、飲みな?]

オレはうなずきながらユウに「ありがとう」と耳打ちした。

ユウは大きな声で「でしょー!ホントに可愛いんだから!」と
ニッコニコしていた。

28: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 01:32:31.66 ID:ID:8TTiVfYS0
なんかつられてオレも笑っていた気がする。

「他にも写メあるの!見てみて!」

次は何だ?早く牛乳くれ・・・。
ユウは携帯をいじった後、画面をオレに見せた。

「猫の名前を大きな声で聞いて!」
ワケがわからないまま聞いた。

「猫の名前なんていうの?」
「カルーア!カワイイでしょー!あ、そうだ!私もお酒頼んでいい?」
予定調和でバレるだろと思いながらもうなずいた。

「そーだ!カルーアで乾杯しよ!ね?いいでしょ?」
曖昧にうなずきながら小西を見たら、ミクのお◯ぱい必死に突っついてた。

作戦の意味ねぇじゃん。
でもここまで気を使ってくれるキャバ嬢って初めてだと思った。

33: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 01:38:44.28 ID:ID:8TTiVfYS0

ボーイを呼んだユウがコッソリ注文してくれた。

ほどなくしてカルーア到着。
真っ白やん。バレるでしょ・・・。

酔っ払ったオレでもわかるくらい真っ白なロックグラスを素早くオレに手渡した。
その時に指でロックグラス全体を隠すように持たせてくれた。

プロすげぇ・・・・。
本気で思った。

ユウも同じ持ち方をして「カンパーイ!」と言った。

ゴクゴク飲んだ。

優しい。牛乳がやさしい。

「そんなにカルーア好きなの?女々しー!」とか言いながらオレの方を向いて
背中で手元隠しながらユウのグラスと交換してきた。

オレはフーフー言いながら高いキャバクラはすごいなーとか考えてた。

34: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 01:41:34.63 ID:0wFMi8dlO
キャバ嬢
すげぇ
ろくなやつ
いねえのかと
思ってたが
これきくと
考え変わるわ

36: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 01:48:06.76 ID:ID:8TTiVfYS0
打つの遅くてゴメン。

二杯目の牛乳をチョビチョビ飲みながら口がヌメヌメしたら
焼酎水割りに見せかけた水を飲んでた。

さっきまでうるさかった小西はミクを抱きしめたり囁いたり忙しそうで
オレのことを一切かまわなくなった。

ユウは「よくキャバ来るのー?」とか「明日も仕事ー?」とか
当たり障りない質問をほどほどしてくれた。

後からユウに聞いたんだけど、この時の質問は
イエスかノーで答えられる質問しかしなかったらしい。
しゃべるのも辛そうだったからって言われた。

それにしてもいつこの店出るんだろう。
ボーイが「延長しますか?」とかも聞いてこないし。

そんなことを考えながら腕時計を見るともう1時だった。

42: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 01:54:15.61 ID:ID:8TTiVfYS0
「その時計カワイイ!!どこで買ったのー?」ユウがはしゃいだ。

「フォリフォ・・・」
「えー!?フォリフォリ?メンズもあるのー?レディース?」

ウンウンと頷いてるオレに対して
「メンズ?レディース?メンズ?メンズあるんだー!カワイイー!」
とか色々1人で言ってた。

こんだけしゃべらない客を楽しませてるように見せる努力だったんだよね。
その時は静かにして欲しかったけど、黙ってるワケにもいかなかったんだと思う。

そっから何話したかあんまり記憶にないけど、

「おい! >>1ちゃん!アフター行くで!」と小西が叫んで目が覚めた。
ずっとウトウトしてたみたい。

隣にはユウがニコニコしながらオレの手を握っていた。

46: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 02:04:16.44 ID:SVIMVNT70
そらわかってても惚れるわ支援

47: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 02:05:30.89 ID:ID:8TTiVfYS0
みんな無理しないで寝てください。

「>>1ちゃん!その子とアフターしたいんやろ?スケベやなー!」
とか言いながら小西とミクとオレとユウの4人で店を出た。

だいぶ酔いも覚めたし、外の風に当たってると眠気も覚めた。
「お肉食べたーい!」とかはしゃいでるミクと小西が先に歩いて行って、
オレとユウは少し離れて付いて行ってた。

「本当に色々ありがとう。本当に感謝してます。」
素直な気持ちをユウに伝えた。

「えへへー!どういたしまして!良い女でしょ?」
と笑いながらユウは言った。

「ホントに良い女だよ。」
そう伝えた。

笑いながらユウはオレの腕に組んでいた手を話してオレの手を握った。

「?」
ユウを見ると、ユウは笑顔のまま小西に呼びかけた。

「小西さーん!コンビニでタバコ買っていいですかー?」

小西とミクは振り返り
「●●ってしゃぶしゃぶ屋に先入っとるからはよ来いよー!」
と叫び返してきた。

「走っていきまーす!」と手を振ってコンビニに俺を連れていった。

48: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 02:05:46.01 ID:IO1IY6gD0
現役キャバ嬢が通りますよっと。

49: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 02:07:09.43 ID:YWXgr01A0
現役見過ぎww

誰かうpしてくれてもいいんだぞ?

50: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 02:09:27.98 ID:ID:8TTiVfYS0
すいません、ちょっと疲れたので一服を・・・。
でもこんなに読んでくれてうれしいです。

それと同時に打ってて懐かしい気持ちとせつない気持ちで複雑です。

現役キャバさん多いですねww

53: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 02:14:43.68 ID:ID:8TTiVfYS0
コンビニに着くと、ユウはウコンの力とレッドブルを持って俺のところへ来た。

「レッドブルぐらいおごってよね!」
相変わらず笑いながら話すユウ。

この子の笑顔見てるだけで酔いが引いていく気がした。

「もちろん!他には?」俺が聞くと、

「大丈夫!早く行かないと小西さんまた不機嫌になるかも!」
って言って俺の手を引っ張りながらレジに向かい、
店出て2人でウコンとレッドブルを飲んだ。

「ねぇ!見てみて!翼生えてる?」
そういいながら無邪気に背中を見せるユウがとても愛おしかった。

55: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 02:16:47.66 ID:G8xmTbbRO
現役ホストも来ましたよと

57: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 02:20:49.94 ID:ID:8TTiVfYS0
みんな、支援本当にありがとう

その後しゃぶしゃぶ屋へついて小西と合流。

ゲロ吐いて腹も減ってたので多少は食べれた。
ユウは本当においしそうにニコニコしながら食べてた。

小西も
「君はホントに旨そうに食べるのー!」という程だった。

「だって本当においしいもーん!小西さん連れてきてくれてありがと!」
ユウの笑顔に小西もデレデレ。

ミクが「ちょっとー!」とか言って小西につついてた。

しゃぶしゃぶ屋に着いてから初めてユウの事を色々きいた。

61: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 02:30:37.58 ID:ID:8TTiVfYS0
ユウは23歳でキャバは3年目。
大学通いながら始めて、卒業してからキャバ一本。

オレはなんでキャバやってるの?と聞いたら
踊る方のクラブを作る為に3000万貯めるの!と笑わずに言った。

オレは「へぇー」みたいに半笑いで言ったら

「本気だから!」と真っ直ぐ俺の目を見た。
その3000万もいろいろ計算しての金額らしかった。

「今いくら溜まったの?」と聞くと
「ひみつー!」とさっきまでの笑顔に戻った。

今まで同じ質問を色んなキャバ嬢に聞いたが、
たいてい「親の借金が」とか「留学費用が」とか
多分ウソなんだろうなって答えが多かったけど、

ユウの様な答えは始めてだったので意外だった。

62: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 02:36:08.14 ID:ID:8TTiVfYS0
他にも色々聞いた。

キャバやってる間は絶対に彼氏を作らない。(仕事辞めたくなると思うから)
色恋営業はしない。(揉めた時の時間がもったいない)
キャバ嬢として胸張って仕事する為に頑張ってる(所詮キャバ嬢とか言われたくない)

とかとか。
なんかプロ意識が高くてすごいと思った。

でも不思議に思ってユウに聞いた。


「でもさ、そんなに色々話したらお客さん引いちゃわない?」

63: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 02:40:59.46 ID:ID:8TTiVfYS0
「高級店だから安っぽい色恋求めるお客さんは少ないし、
それに後々の起業に向けて応援してくれる人も探してるから」
とあっけらかんと言った。

あくまでキャバは資金稼ぎとコネ作り。
でもやるからには全力で。

確かに話してると応援したくなってきていた。

それと同時にユウに惚れ始めていたんだと思う。

67: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 02:42:56.93 ID:Xd7EwWBmO
水あげしてもらった元キャバ嬢も見てます

75: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 02:52:29.72 ID:ID:8TTiVfYS0
ちなみにユウは今ドラマでヒロインやってる韓国人に似てる。

色々話していると、小西が言った。

>>1ちゃん、そろそろお開きにしよか。」
そう言って会計を済ませてミクと2人でタクシーに乗ってどこかへ消えて行った。

時間は朝の5時ぐらいだったと思う。

しゃぶしゃぶ屋の前で小西を見送ったオレ達はお互い顔を見合わせた。

「ごちそうさまでした!そしてお疲れ様だったねー。」
ユウは笑ってオレのほっぺたをつねった。

「どういう意味だよ!金は小西が全部出してくれたから今度本人に言ってあげて。
 でも本当にありがとう!楽しかったし本当に助けてもらって感謝してます!」

ユウは笑いながら言った。
「えへへー!じゃあひとつだけお願いしてもいい?」

77: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 03:00:31.83 ID:ID:8TTiVfYS0
オレも笑いながら「何?オレに出来ることなら何でも言って!」と伝えた。

「今度おいしいスープカレー屋さん巡りに連れてって!」

え?オレはポカーンとした。
しゃぶしゃぶ屋でオレが札幌出身でスープカレーが好きと言ったら
ユウも大興奮してたけど、お願いがそれ?

「まぁ・・・いいけど。」
ユウに伝えると

「絶対だよ!いつならいい?」と聞いてきた。

あー、とか言いながらオレは気づいた。

なるほど。これは同伴の営業だな。

ユウは続けてオレに言った。

80: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 03:08:46.73 ID:ID:8TTiVfYS0
「今週の日曜日どうかな?私その日休みだからお昼ぐらいからとか予定空いてる?」
ニコニコしながらユウはオレに聞いてきた。

「空いてるけど、同伴とかしなくていいの?」
オレは恐る恐る聞くとサラッと言われた。

「気を悪くしたらゴメンね。 >>1さんが通える様なお店じゃないでしょ?
私は普通に本場のスープカレー好きな人のオススメ食べたいだけ!えへへ!」

あー、良いお客さんにもなれないんだとか思うと悲しかったし、
確かに通えるほど金もないし、なんか一瞬夢見た自分が悲しくなった。

「ゴメンね?怒ったよね?本当にごめんなさい。やっぱウソです。ゴメンなさい」
ユウは泣きそうな顔しながらオレに言った。

81: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 03:17:51.17 ID:ID:8TTiVfYS0
「怒ってないよ。その通りだし。でもウソって何?」
しょんぼりしたユウに聞くと

「本当にごめんなさい。ウソじゃないけど何でもないです。本当にすいません。」
さっきまでの笑顔は消え、ユウは悲しそうに何度も謝り続けた。

なんか複雑な気持ちだったけど、落ち込んでるユウは見たくなかった。
「だいじょーぶ!よし!任せて!オレのオススメの他にも色々調べてみるから!」
わざと明るく言った。
それでもユウは謝り続けてた。

「もう謝るの禁止!今日のお礼に奢るから日曜日楽しみにしてて!
それに次、謝ったら本当に怒るよ!」
今にも泣きそうなユウを見たら、なぜだかオレも泣きそうになった。

「うん・・・。ありがとう。でも本当にゴメ、あの・・んー・・・。」
オレは俯くユウのほっぺたをつねった。

「グズグズしないの!さっきの仕返し!」
笑いながらユウに言うと、「痛いー・・・。」って言いながら笑ってくれた。

85: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 03:29:44.61 ID:ID:8TTiVfYS0
「じゃあ私も仕返し」と言ってユウもオレのほっぺたをつねって来た。
「なんで仕返しだよ」って言いながら2人でジャレてた。

すごく、すごく楽しかった。
そしてすごくユウの事が好きになった。

「ってかこんな時間までゴメンね?明日ってか今日も仕事だよね?」
ユウは時計を見ながらオレに言った。

「うん、仕事だけど俺個人事業主だから全然大丈夫!ユウも疲れたでしょ?」
そう言うとビックリした顔で聞いてきた。

「え?会社員じゃないの?さっき言ってた仕事は?」

オレは名刺をユウに渡した。
「ほそぼそやってるよ。さっき言った仕事で個人事業主なの。」

ユウは「そうなんだー・・・。」って言いながら名刺の表裏を交互に見てた。

「あ、お客さんとして見たでしょ?」
笑いながら聞くと

「違うの!個人事業主ってやっぱり大変?なんで起業しないの?個人事業主のメリットって何?」
矢継ぎ早に聞かれた。

びっくりしながらもメリットデメリットをいくつか言うと
ユウは難しい顔しながら手帳を出してメモを取り始めた。

86: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 03:39:33.17 ID:ID:8TTiVfYS0
「いやいや、そんな真剣に聞かなくても。」と言うと

「経営者の人は私のお客さんに多いから色々聞けるけど、
最近個人事業主のお客さんいなかったから!生の声を聞きたいの!」
と眉間にしわ寄せて食いつくように聞いてきた。

思わずオレも「へぇー・・・」と若干引いてしまった。

するとそれに気づいたのかユウは急に「あっ!急にごめんなさい!」と謝ってきた。

「いや、別にいいけど。ユウはちょっと変わってるよね。」
と笑いながら言うとまたほっぺたつねられた。

「変わってるってなにー!?」って言いながら笑うユウ。

「痛いって。あ、ってか謝ったじゃん。怒らないとだね!」
とユウに言うと

「さっきとは違うじゃん!あ、そっか。そうだ!」
とか目をクリクリさせながら続けて言った。

「じゃあ、謝ったお詫びにラーメンおごるから食べに行こう!
そして話聞かせて!」
と笑いながら俺の手を引っ張り歩き出した。

しゃぶしゃぶ食ったばっかりなのにとか思いながらも
なんか楽しくなって2人でラーメン屋に向かった。

87: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 03:44:43.84 ID:ID:8TTiVfYS0
ラーメン屋についてからはひたすら仕事や法人化のリスクなどの話をした。
結局1時間くらい話して、連絡先交換して解散した。

家に着く前にごちそうさまメールが来てさすがキャバ嬢と思ったけど、
次の日の夕方に来たメールには税金や融資の受け方などの長文の質問メールが来て笑った。

やっぱり変な子だなって思った。
でも恋人は無理でも友達にはなれるのかなとか考えてた。

気づけばいつもユウの事考えてた。

早く日曜日が来ないかと待ち遠しかった。

90: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 03:49:38.07 ID:mIoxuei+0
恋した恋したいあの人と出会いたい。早く出会いたい。

91: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 03:57:29.11 ID:ID:8TTiVfYS0
>>90
恋は辛いことも多いけどやっぱり素敵だと思う。
早く出会えるといいですね!
オレもユウに会いたい。

よっしゃ!続き書きます!

93: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 04:00:05.56 ID:ID:8TTiVfYS0
待ちに待った日曜日。

それまで何度かメールはしたけど、電話はしなかった。
早く会いたくて、待ち合わせの20分前くらいに着いた。

ソワソワしながら待ってると約束の10分前にユウは来た。

「はやーい!待った?」

オレはユウを見て言葉を失った。

94: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 04:07:57.14 ID:ID:8TTiVfYS0
アフターの時の格好やドレス姿と違って、

お団子頭にメガネで森ガールの様な格好。
メイクもキャバの時と違ってすごくナチュラルメイク。

でもそれがめちゃくちゃ可愛かった。

「・・・いや、全然待ってないよ。ってか雰囲気だいぶ違うね」
会いたくて膨らんでた気持ちとキャバの時とは違うギャップにしどろもどろだった。

「ならよかった!ってか変?」
不安そうな顔で聞くユウに

「いや!全然!ってかカワイイ。うん。カワイイ。」
本当に見とれた。

「なにそれー!」って言いながら、ほっぺたつねってくるユウになんだか安心した。
「行こっ!ってかお腹ペコペコー!!」と言いながら歩き出すユウ。

俺が車で行くって言ってあったのにどこに向かってるの?と聞くと
恥ずかしそうに体当たりしてくるユウが可愛かった。

96: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 04:12:46.14 ID:XgPL5l9X0
>>94
そら惚れるわ…
支援

98: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 04:16:06.69 ID:ID:8TTiVfYS0
結果から書くとその日は11時に待ち合わせしてから
スープカレー屋3件回った。

その間にカフェ寄ったり、ペットショップに行ったりした。

ユウは辛いものが大好きだった。
3件とも辛さを増して食べてた。

ユウは本当によく食べる。

お腹一杯で休憩でよったカフェでもケーキ食べたりしてた。
でもやっぱり女の子で、写メを取ったり、それをツイッターに書いたりしてた。

ツイッターのアカウントを教えてもらった。

ユウがトイレに行った時に過去のツイートを見てみると
お客さんとは書いてないけど、同伴やアフターっぽいのが多かった。

でもその日のツイートには
「友達とスープレーなう」みたいな事が書いてあってとてもうれしかった。

しかもそれはオレにアカウント教えてくれる前に書いてあったんだ。

100: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 04:22:23.10 ID:ID:8TTiVfYS0
風邪引きますよ。履いてください。

ニヤニヤしてツイッター読んでるとユウが戻ってきて
「エローイ!エロ画像見てたんでしょ!」って言われて必死に誤魔化した。

この日のユウの事がわかったこと。

辛いもの好き。
めっちゃ大食い。
動物と子供大好き。
虫大嫌い。

そして

オレが「いただきます」って言わなくてめっちゃ怒られた。

あと、バイクと麻雀が好きwww

変な子だけどドンドン惹かれていった。

102: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 04:29:23.72 ID:ID:8TTiVfYS0
ドライブしながらの会話でユウの考えを教えてくれた。

[ポジティブな事は小さなことでもドンドン言う]

ちょっとでもおいしかったら、すぐに「おいしー!」
子供見て可愛かったら「カワイイ!!」
甘いもの食べて「幸せー!!!」

それは全て本心でだからこんなにもニコニコ笑ってるんだと思った。

女同士の馴れ合いの「カワイイ」は嫌いだけど
ユウはオレがちょっと離れてても1人で笑顔になったりしてた。

そしてお店の人やペットショップのお客さんにも笑顔で話しかける。
コミュニケーション能力も高いけど、人柄が素敵だと本当に思ったんだ。

105: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 04:38:51.91 ID:ID:8TTiVfYS0
夜になって最後のスープカレー屋で食べ終わってのんびりしてると
ユウはその日初めて険しい顔でしゃべりはじめた。

「私ね、水商売始めてから一時期人間不信になったんだ。
お客さんはお金にしか見てなかったし、ヤクザのお客さんもいたりしたし、
指名の取り合いもしたし、別の派閥の女の子がバックルームで泣いてても
なんとも思わなかった。」

オレは黙って聞いていた。

「指名取ることに必死で、それこそ枕はないけど色恋営業もたくさんしてた。
 そんな時にね地元の友達と久々に会ったらみんなに言われたの・・・。
 ユウ変わったよね。人間じゃなくてロボットみたいって。」

ユウはまっすぐに俺の目を見て言ったんだ。

107: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 04:46:53.67 ID:ID:8TTiVfYS0
オレは何て言っていいかわからなかった。

ユウは続けて言った。

「悲しくてみんなの前でワンワン泣いたの。でもそれで何かスッキリして
 人としてちゃんとしようって思ったの。誰かを騙したり蹴落としたりするのは
 もう辞めようって。それをみんなに言ったら笑ってくれて、私も笑おうって思ったの。」

そう言っていつものニコニコしたユウに戻った。

結局俺は「そっか。」しか言えなかったけど、
色々あって今のユウがあるんだと気づいた。
どっかでバカっぽい今時の子って考えも正直あったんだけど
そんな風に勘ぐってた自分が恥ずかしくなったのを覚えてるんだ。

109: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 04:52:14.51 ID:ID:8TTiVfYS0
そっからはなんだか微妙な空気になった。

ユウは「変な事言ってゴメン!こうちゃんの考え聞かせて!」
って無理に話題変えたりしてきた。
でもオレにはそんな確固たる信念もなくて、
会社員で雇われのストレスから逃げたくて独立して、
でも結局は小西みたいな奴にペコペコしてようやく仕事して生きてる。

夢という夢もないし、物欲も大してないし、自分が何したいかもよくわからない。

オレには何にもないじゃないか。

そんなことを話した気がする。

ユウは全部オレが話した後に言った。

「目の前に私がいるじゃん!」

118: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 05:30:18.63 ID:ID:8TTiVfYS0
それからはユウに夢中だった。
帰る時に家まで送るよって言ったらユウは即答で
「次の交差点でだいじょー・・・お願いしていい?」

思わず2人で笑った。
「言い慣れてるんでしょ」って言ったらペロって舌出すユウ。

家の前について、オレも家入れるのかな?とかちょっと思ったけど、
がっつくのは嫌だったし、本当に大事に慎重にしたかったから
必死に紳士気取ってユウに言ったんだ。

「今日はありがとう!楽しかった。また食べ歩きしようね」って。

そしたらユウはびっくりした顔してたんだ。

120: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 05:37:39.96 ID:ID:8TTiVfYS0
「どした?」って聞いたらユウは「いやー・・・」とか言いながら
窓の外見たりしてた。

これはもしかして行ける流れ!?押そうかとか考えてたら

「うん、やっぱこうちゃん良い人だね!」
って満面の笑みで俺を見るユウ。

それってどういう意味?イケルの?イケないの?
とかユウの目を見ながら真意を探ろうと必死だった。

「ゴメンね。ウソついた。私の家、もう少し奥なの。」
ユウはそう言ってゴメンってポーズをオレにとった。

122: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 05:45:12.64 ID:ID:8TTiVfYS0
「正直ちょっと不安だったんだ。店長やマネージャーでさえ相談聞いてくれた後に
 キスしようとしてきたり家に入って来ようとするし、お客さんなら尚更だったから。」

ハザードを出したまま動きが止まっている車とオレ。

「だから基本的には家まで送ってもらわないし、家まで送ってもらっても大丈夫かなって
 人でも必ず家の手前で降ろしてもらって逃げれる様にいつもしてるんだ。」

オレは前を向いてなぜか電柱を眺めてた気がする。

「大抵は猫見せてとか、お茶ぐらいいいじゃんとか言ってくるしね。」
ユウはどんな表情をしていたんだろう。

少しの沈黙の後、ユウは大声で言った。
「でも私、こうちゃんを全力で信頼するって今決めた!ゴーゴー!」

オレは動揺を隠すのに必死だった。

「なんだそれ?」とか言いながら車を走らせた。

125: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 05:57:36.78 ID:ID:8TTiVfYS0
本当の家の前に着くとユウはオレのほっぺたを思いっきりつねってきた。

「ちょっ!マジ痛いって!何っ?」
手を振り払うとユウは大爆笑しながら車を降りた。

「こうちゃん!本当に今日はありがとう!
 キャバ始めてから初めて信頼出来る男の人出来た!また遊んでね!」

言い終えた後、ユウはニーって笑ってドア締めてバイバイしてきた。

オレは助手席の窓を開けてから
「痛いなー、ってかなんだよそれ。まぁ今日はオレも楽しかったよ!
 また連絡するね!」
って言った。

ユウは「うん!」って言って全力てブンブン手を振ってくれたんだ。

俺も軽く手を振ってから車を走らせた。
少し先の大通りに出る前にミラーを見るとユウはまだ手を振ってくれていた。

126: 名無しのスコールさん 2011/11/08(火) 06:02:30.41 ID:ID:8TTiVfYS0
そこからの帰り道はしばらくニヤニヤしてた。

でも、ユウはあんなに信頼出来るって言ってくれたのに、
オレは他の男と変わらないじゃないか。

結局ワンチャンスあればヤろうとしたじゃないか。

とか考え

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